アトレティコ5発圧勝 トッテナム撃破

サッカー

日本時間2026年3月11日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦がスペイン・マドリードのリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、アトレティコ・マドリードがトッテナム・ホットスパーを5-2で下した。ホームのアトレティコは序盤から猛攻を見せ、前半わずか22分までに4ゴールを奪う圧巻の展開で試合を決定づけた。特にフリアン・アルバレスが2得点を挙げる活躍を見せ、チームを大勝へと導いた。

この結果、アトレティコは第2戦に向けて大きなリードを確保し、ベスト8進出へ大きく前進した。一方のトッテナムは守備のミスが重なり、厳しい状況でホームでの第2戦を迎えることとなった。

開始6分で先制、アトレティコが主導権

試合は開始直後から大きく動いた。6分、トッテナムGKアントニン・キンスキーのクリアミスを突いたアトレティコがチャンスを作り、マルコス・ジョレンテが冷静にゴールを決めて先制する。トッテナムにとっては不運なミスからの失点であった。

さらに14分には再びトッテナム守備陣のミスが出る。ミッキー・ファン・デ・フェンが足を滑らせたところをアントワーヌ・グリーズマンが逃さず、落ち着いてゴールを流し込み2-0とした。アトレティコは早い時間帯で試合の主導権を握ることに成功した。

アルバレス弾で3点目、GK交代の異例展開

アトレティコの勢いは止まらない。15分、キンスキーのパスミスを奪ったフリアン・アルバレスが無人のゴールへ流し込み、スコアは3-0となる。トッテナムはわずか15分で3失点という苦しい状況に追い込まれた。

このミスが決定的となり、トッテナムのイゴール・トゥドール監督は17分という早い時間でキンスキーを下げ、グリエルモ・ヴィカーリオを投入する決断を下す。ゴールキーパーの前半途中交代という異例の展開となり、試合はさらに緊迫した空気に包まれた。

22分で4点目、アトレティコが試合を支配

しかし、交代直後も流れは変わらなかった。22分、アトレティコはコーナーキックからロバン・ル・ノルマンがヘディングで押し込み4点目を奪う。開始22分で4-0という圧倒的な展開となり、スタジアムは大歓声に包まれた。

この時点でトッテナムは完全に守備が崩壊。アトレティコは鋭いプレッシングと速い攻撃で相手のミスを誘い、理想的な形で試合を進めていった。

ポロのゴールで反撃も

それでもトッテナムは意地を見せる。26分、右サイドからの攻撃でペドロ・ポロがゴールを決め、4-1と点差を縮める。試合は一時的に落ち着きを取り戻し、前半はこのまま終了した。

このゴールによってトッテナムはわずかな希望を残し、後半の巻き返しに期待をつなぐ形となった。

後半もアルバレスが追加点

後半に入ると、アトレティコは再び試合の主導権を握る。55分、グリーズマンのアシストからアルバレスがこの日2点目を決め、スコアは5-1となった。

アルゼンチン代表FWのアルバレスは前線でのプレスや動き出しでも存在感を発揮し、攻撃の中心としてチームの勝利に大きく貢献した。

ソランケが一矢報いる

試合終盤の76分、トッテナムはドミニク・ソランケがゴールを決めて5-2とする。ヤン・オブラクのクリアミスを突いた形で、トッテナムにとっては貴重なアウェーゴールとなった。

しかし反撃はここまで。アトレティコはその後も落ち着いて試合をコントロールし、5-2のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

第2戦へ大きなアドバンテージ

この勝利によりアトレティコは3点リードで第2戦へ臨むことになった。序盤の猛攻と効率的な得点力は、チームの完成度の高さを示すものだった。

一方のトッテナムは序盤の守備崩壊が大きく響いた。特にGKキンスキーのミスから失点が続いたことが試合の流れを決定づけた。監督の起用判断やチームの守備組織にも批判が集まっており、クラブにとって厳しい結果となった。

第2戦の展望

第2戦はトッテナムのホームで行われる予定である。トッテナムが準々決勝進出を果たすためには3点差以上の勝利が必要となり、極めて難しい状況に置かれている。

対するアトレティコはシメオネ監督の下で堅守速攻のスタイルを徹底しており、3点のアドバンテージを持って戦えることは大きな強みとなる。アウェーでどのような戦い方を見せるのか、そしてトッテナムが奇跡の逆転を起こせるのか、世界中のサッカーファンの注目が集まる第2戦となりそうだ。

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